女代神社の歴史

奈良時代からの歴史をもつ女代神社をご紹介します

女代神社(めしろじんじゃ)は円山川と出石川の合流地点に鎮座しています。
大昔から度重なる洪水がこの地を襲いました。
しかしながら田園の低地にあるはずの当神社は神威の厚きご加護により、社殿への浸水は一度もありませんでした。
水に浮かぶが如くたたずむ神社の姿は「浮島明神」と称えられ災害や厄難を払い、円山川の交通の安全をつかさどる神社として崇敬されてきました。

創立の詳細は今となっては不明ですが、平安時代にまとめられた「延喜式神名帳」には全国の神社の一覧が記載されていてそこに当社の記載があり、城崎郡二十一座の式内社の一つです。

さらには奈良時代の「日本書紀」にも記載がある由緒ある神社です。

女性守護の神様

当社のご祭神は1200年前にご鎮座された
「ものづくりの神様」であるタカミムスビの神です。
日本で2番目に誕生したとされる神様です。
ものづくりの神様が命を育む女性と重ね合わせられ、
女性守護の神様として崇敬されています。
そのことから安産、育児の神様とされ、
多くの方が安産祈願、初宮参り、七五三で参拝にこられます。